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年頭のご挨拶

SRホールディングス
2020.01.01

 2020年の新春を迎え、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。平成から令和へと時代が変わり初めての新年を迎えました。昨年の国内経済は緩やかな成長で推移をしているものの、個人消費の伸び悩みや地方経済の低迷といった課題や、広範囲かつ甚大な自然災害による被害に見舞われた一年でした。世界に目を向けますと、米中貿易摩擦、ブレグジット、不安定な中東情勢や近隣諸国との関係悪化など、先行き不透明な状況が続いています。

 今年元旦の日経新聞の一面には「さびつく成長の公式」とありました。資本を集め雇用を創出し、経済が拡大すれば社会全体が豊かになるという資本主義の常識が、経済のデジタル化やグローバル化によって、今まさに時代の転換期を迎えています。過去の公式が通用しない時代では、これまでの常識を疑い果敢に挑戦し続ける企業風土の醸成が重要であると考えています。

 SRグループは2020年度「 Be a Pro 」をスローガンに掲げ、一人ひとりがプロとしての役割と責任を自覚し、知識と技を磨き続け、満足以上の感動レベルのサービスの提供を実現して参ります。また今年の干支の庚子は、新たな挑戦や繁栄の始まりであり、常識や情報をアップデートし、次なるステージに向かう年といわれています。妥協を許さぬ探究心と学び続ける向上心を持ち、「プロ」として最大限のパフォーマンスを発揮して参ります。

 また今年は東京オリンピック・パラリンピックが開催され、世界中から日本が注目を集める一年となります。数々の災害や挫折から復興していく力強い日本の姿や、魅力的な文化の数々を世界に発信できる絶好の機会であり、またそれらの経済波及効果が全国津々浦々で実感できる年にしなければなりません。

 これからも時代に求められ、社会から必要とされるグループであり続けるために、色鮮やかな個性を活かした多彩な事業を通して、新たな価値創造を追求し、持続可能な社会の実現に貢献して参ります。今年もSRグループに対しまして、変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げますと共に、皆様の2020年が素晴らしい年となりますことを祈念申し上げます。

SRホールディングス株式会社

CEO 荒 木 栄 作

SR GROUP